研究概要 |
MR Elastography(MRE)で利用される加振動装置にvoice coil(=スピーカ)が発生させる音圧を利用したものがある. この方法は加振波の周波数,位相などを容易に制御することが可能であり,構造もシンプルであるため使いやすい. しかし,音圧による加振は周波数が高くなると加振波振幅が小さくなるため,周波数によっては十分な振動エネルギーが取れない場合がある. そこで我々は加振周波数上昇に対する振幅低下のない次世代型MRI対応加振動装置を開発し,装置の性能評価と共にアガロースゲルによるMREファントム実験を行った.
|