研究課題
若手研究(B)
肝硬変合併肝細胞癌の治療の主体は外科的切除、肝動脈塞栓術等がある。また、肝硬変に伴う脾腫の血小板減少が治療の障害になり治療を断念する場合も多い。肝機能を温存しながら腫瘍を消滅させる放射線治療が注目されている。現在放射線照射はリンパ腫などの悪性腫瘍による脾腫に対して血小板減少が改善するという報告がある。本研究は肝硬変に伴う脾腫による血小板減少症の治療法として、現在保険適応ではない放射線療法の臨床応用を目的とする。