研究課題/領域番号 |
22791263
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
上原 範久 関西医科大学, 医学部, 講師 (30368211)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | HDAC / inhibitor / microRNA / breast cancer / HDAC inhibitor / vorinostat / tumor suppressor |
研究概要 |
我々は、HDAC阻害剤vorinostatが、ヒト乳癌細胞MDA-MB-231へCaspase-3活性化によるアポトーシスを誘導し、その過程においてp38MAPKが必須であることを報告した。近年、miRNAの発現異常が様々な癌細胞で見出され、増殖、浸潤、転移への関与が報告されている。我々は、HDAC制御を介した癌抑制におけるmiRNAの関与を検討するために、vorinostat誘導miRNAの同定とその機能解析を試みた。miRNAアレイによるスクリーニングの結果、vorinostat処理MDA-MB-231細胞において、顕著な発現上昇をみる18種のmiRNAの同定に成功した。さらにreal-timePCRによる解析の結果、miR-148aの顕著な発現上昇を確認した。MDA-MB-231細胞へのmiR-148aの導入により、運動能・浸潤能の抑制、ならびにvorinostatへの感受性の増大が確認された。以上の結果より、miR-148aが乳癌抑制遺伝子として機能している可能性が示唆された。
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