研究課題
若手研究(B)
新規Rhoファミリー活性化因子であるDOCK4は、マウス線維芽細胞株NIH3T3においてはPDGF刺激に対して、またヒト大腸癌細胞株HCT116においてはEGF刺激に対しての細胞運動能、RTKのエンドサイトーシスにGrb2との複合体を形成して関与していることが明らかとなった。大腸癌臨床検体を用いた検討では、深達度が進むにつれ、また転移巣先では発現が亢進していた。DOCK4発現によりマウス転移モデルにおける転移能がどのように変化するか解析中である。
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