ビデオマススコープ法による抗癌剤耐性メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 22791282
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 津谷 康大 広島大学, 原爆放射腺医科学研究所, 助教 (10534985)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 抗癌剤耐性株

研究概要

ヒト胃癌細胞株、ヒト食道癌細胞株に対する抗癌剤耐性株4種に対しマイクロアレイにて網羅的解析を行い、5-FU, oxaliplatin, CPT-11に関する抗癌剤耐性関連遺伝子を同定した。特にoxalipatinにおいては耐性株にてup regulationしている遺伝子AGR2, MUC4, LGALS7, GJB6, KDM5D、down regulationしている遺伝子FLRT2, SLC25A27, ANKRD20A1, FRG1, SAMD4Aをそれぞれ同定した。

研究成果

• [雑誌論文] Upregulation of notch2and six1 is associated with progression of early-stage lung adenocarcinoma and a moreaggressive phenotype at advanced stages (2012)
  • 著者名/発表者名: Mimae T, Okada M, Hagiyama M, Miyata M, Tsutani Y, et al
  • 雑誌名: Clinical Cancer Research 巻: 15 ページ: 945-55
  • 査読あり
• [雑誌論文] Notch2 and Six1 are up-regulated during progression of early-stage lung adenocarcinoma and define its unfavorable subset at advanced stages. (2012)
  • 著者名/発表者名: Mimae T, Murakami Y, Ito A et al.
  • 雑誌名: Clinical Cancer Research 巻: 18 号: 4 ページ: 945-948
  • DOI: 10.1158/1078-0432.ccr-11-1946
  • 査読あり
• [学会発表] メタボローム解析によるヒト胃癌細胞株の抗がん薬に対する細胞内分子応答および耐性因子の探索 (2012)
  • 著者名/発表者名: 笹田伸介
  • 学会等名: 第112回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 千千葉
• [学会発表] 質量分析法を用いたヒト胃癌細胞株における抗がん薬に対する細胞内分子応答の解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笹田伸介
  • 学会等名: 第83回日本胃癌学会総会
  • 発表場所: 青森
  • 年月日: 2011-03-04
• [学会発表] 質量分析法を用いたヒト胃癌細胞株における抗がん薬に対する細胞内分子応答の解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笹田伸介
  • 学会等名: 第83回日本胃癌学会総会
  • 発表場所: 青森県
  • 年月日: 2011-03-04