研究課題/領域番号 |
22791362
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
井上 洋人 大阪医科大学, 医学部, 非常勤医師 (00570532)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | がん幹細胞 / ABCG2 / ポルフィリン / 光線力学療法 / 5アミノレブリン酸 / 悪性脳腫瘍 / グリオーマ / ゲフィチニブ / 5-アミノレブリン酸 / Gefitinib |
研究概要 |
薬剤排出トランスポーターであるABCG2は、がん幹細胞に普遍的に発現しており、化学療法の治療抵抗性に関与している。一方、光感受性物質であるポルフィリンもABCG2の基質であることから、光線力学療法においてもABCG2は重要なターゲットとなりうる。 本研究では、ABCG2を臨床的に使用可能な阻害剤(gefitinib)の投与により、5アミノレブリン酸を用いた光線力学療法の増強効果があるのかを各種脳腫瘍細胞株を用いて検証した。その結果、gefitinib投与によりポルフィリンの細胞外への排出が減少するに従い、細胞内ポルフィリンが増加し、光線力学療法の効果も増強することを証明した。
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