研究課題/領域番号 |
22791417
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
荻野 祐一 群馬大学, 医学部, 助教 (20420094)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳イメージング / 脳 / 痛み / 鎮痛 / fMRI / 脳機能 / 脳科学 / 甘味 / 認知 |
研究概要 |
ヒト成人における甘味誘発鎮痛 (sweet-substance induced analgesia : SIA) 効果のメカニズムをfunctional MRI : fMRIを用いて全容解明を試みた。甘味摂取時の疼痛脳活動は、無味摂取時の脳活動反応に比して抑制された。甘味摂取後、眼窩前頭野と腹側線条体の活動が検出された。甘味による鎮痛効果は確かに存在し、痛み関連脳領域の活動も、甘みによって抑制されている。甘味摂取時の眼窩前頭野と腹側線条体の活動は、SIAのメカニズムに報酬系の脳活動を介したドーパミンの分泌、下行性抑制系賦活の関与を強く示唆する。
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