頻尿モデルラットに対する仙骨部鍼刺激の作用機序に関する機能形態学的解明

• 研究課題/領域番号: 22791503
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 泌尿器科学
• 研究機関: 明治国際医療大学
• 研究代表者: 日野 こころ 明治国際医療大学, 鍼灸学部, 助教 (30555652)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 仙骨部鍼刺激 / ラット / 頻尿 / 膀胱機能

研究概要

頻尿モデルラットを用いた過活動膀胱に対する鍼治療の尿意伝達機構における作用機序について、機能形態学的な検討を行った。酢酸誘発頻尿モデルラットおよび塩酸誘発の膀胱炎頻尿モデルラットにおいて、仙骨部鍼刺激は刺激直後の排尿間隔を延長させた。また膀胱粘膜の所見では仙骨部鍼刺激を行うことにより治癒課程に変化が見られた。仙骨部鍼刺激は薬物とは異なる作用機序により頻尿を改善する効果があり、薬物抵抗性の過活動膀胱に対する効果が期待できる。

研究成果

• [学会発表] 酢酸誘発頻尿モデルラットに対する仙骨部鍼刺激および各種薬剤との作用機序に関する検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 日野こころ
  • 学会等名: 第17回日本排尿機能学会
  • 発表場所: 甲府富士屋ホテル(山梨)
  • 年月日: 2010-09-30
• [学会発表] Effects of sacral acupuncture in a rat cystitis model induced by intravesical hydrochloric acid (2010)
  • 著者名/発表者名: Kokoro Hino
  • 学会等名: International Continence Society
  • 発表場所: Toront, Canada
  • 年月日: 2010-08-27
• [学会発表] Effects of sacral acupuncture in a rat cystitis model induced by intravesical hydrochloric acid (2010)
  • 著者名/発表者名: Kokoro Hino, Honjo H, Nakao M, Kitakoji H.
  • 学会等名: International Continence Society 27^<th> August 2010
  • 発表場所: Toront, Canada
• [学会発表] 酢酸誘発頻尿モデルラットに対する仙骨部鍼刺激および各種薬剤との作用機序に関する検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 日野こころ, 本城久司, 中尾昌弘, 北小路博司
  • 学会等名: 日本排尿機能学会
  • 発表場所: 甲府