研究課題
若手研究(B)
卵巣癌由来細胞株2株とそのPTXおよびCDDP耐性誘導株2株の計4株を用いて,網羅的遺伝子解析を行い,耐性株において有意な上昇を認めた8つの遺伝子を新規抗癌剤感受性試験の候補遺伝子として設定した.培養卵巣癌細胞株の遺伝子定量で耐性細胞株で親株と比較して有意に上昇することを確認した.次に, 20症例分の卵巣癌手術検体および臨床データ収集を行いデータベースを構築した.遺伝子定量では薬剤抵抗群では奏功群に比して上記遺伝子が変化することを明らかにした.