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新規ステロイド産生細胞ミトコンドリア特異的蛋白OSAPの機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22791550
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関慶應義塾大学 (2011)
東海大学 (2010)

研究代表者

松本 直  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00327595)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードステロイド産生 / ミトコンドリア / OSAP / アポトーシス / Ovary Specific Acid Protein / 副腎皮質細胞 / 胎児副腎
研究概要

Ovary Specific Acid Protein(OSAP)は卵巣特異的新規遺伝子探索の過程で発見された、既知のいかなる蛋白とも類似構造を有しない酸性蛋白である。これまでの検討では、OSAPが卵巣のみならずステロイド産生臓器のミトコンドリアに選択的に発現し、ステロイド産生に間接的に関与していることが示唆されている。今回の我々の研究において、OSAP mRNAはヒトおよびヒト胎児において、ステロイド産生臓器で多く発現しており、OSAP発現と各臓器のステロイド産生のactivityの順は相関していることが判明した。また、ミトコンドリア内の局在に関しては、比較的大きいミトコンドリアに限ってOSAP陽性像が認められ、これはミトコンドリアの成熟とOSAPの関連性を示唆する結果とも考えられた。一方、トコンドリアはアポトーシスの初期段階に深く関与している細胞内小器官であることから、OSAPとアポトーシスの関連について検討したところ、OSAPの発現抑制により、ミトコンドリア内膜電位の変化やcyt C蛋白の細胞質への放出の所見が得られた。これらの結果から、OSAPはステロイド産生と深く関わっていることがより強く示唆され、またミトコンドリア特異的蛋白であることと関連した機能(=アポトーシス制御)を有している可能性が考えられた。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ヒト胎児副腎の機能的層形成:層特異的発現蛋白からのアプローチ2011

    • 著者名/発表者名
      松本直, 石本人士, 峰岸一宏, 近藤朱音, 佐藤茂, 石井博樹, 田中守, 和泉俊一郎, 三上幹男
    • 学会等名
      第63回日本産科婦人科学会学術講演会
    • 発表場所
      大阪国際会議場(大阪府)
    • 年月日
      2011-08-29
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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