研究課題/領域番号 |
22791557
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 愛媛大学 (2011) 川崎医科大学 (2010) |
研究代表者 |
岡本 威明 愛媛大学, 教育学部, 講師 (20398431)
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研究協力者 |
刀袮 重信 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (70211399)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 生殖医学 / 胎児-母体間免疫 / トリプトファン / IDO / 絨毛膜羊膜炎 / indoleamine 2,3-dioxygnase / 早産 / インドールアミン酸素添加酵素 / 胎盤 / 絨毛膜羊膜炎(CAM) / 免疫寛容 / プロスタグランジン / Western blot法 |
研究概要 |
本研究では、妊婦の胎盤および羊膜・絨毛膜・脱落膜中におけるトリプトファン分解酵素の一種であるIndoleamine 2, 3-dioxygenase : IDOのタンパク発現を検討し、絨毛膜羊膜炎(CAM)および早産との関連性について検討した。検体は、川崎医科大学附属病院で分娩した妊婦191名を対象とした。その結果、妊娠初期の胎盤サンプルにおいて、IDO発現はcontrol群より約0. 77倍で低値を示した。また、IDO発現はCAMの病歴を有する患者の胎盤サンプルにおいて、control群と比較したところ約2. 29倍高値を示した。CAMは早産の主な原因であることから、IDO発現が早産に関しても相関性を示すことが示唆された。
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