研究課題/領域番号 |
22791570
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
佐々木 慶太 千葉県がんセンター(研究所), 医療局頭頸科, 部長 (50400940)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 唾液腺導管癌 / microRNA / マイクロアレイ / マイクロRNA / 唾液腺悪性腫瘍 / 癌抑制遺伝子 / 機能性RNA |
研究概要 |
唾液腺導管癌4症例(正常部と癌部のペア)のmicroRNAアレイの結果から、これまで癌遺伝子と報告されているmiR-21やmiR-23-24-27クラスターの発現亢進や癌抑制遺伝子と報告されているmiR-375、miR-1、miR-200ファミリーの発現低下が確認された。miR-200ファミリーの制御する遺伝子(群)を解析するために、標的探索プログラムとパスウェイ解析プログラムを用いた結果、細胞接着に関わる遺伝子群が有意に抽出された。さらに同じ臨床サンプルのマイクロアレイ解析と照合し、細胞接着関連の発現亢進している遺伝子群は唾液腺導管癌の臨床的特徴である遠隔転移に関わっている可能性があり、予後改善のための新規治療標的となる可能性が示唆された。
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