研究課題/領域番号 |
22791622
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
森山 智美 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (70423944)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 滲出性中耳炎 / バイオフィルム / インフルエンザ菌 / 滲出性中 |
研究概要 |
滲出性中耳炎の起炎菌の一つである、無莢膜型インフルエンザ菌はバイオフィルムを形成する。我々は、新しくminimal biofilm eradication concentration(MBEC)法を用い、臨床分離株のバイオフィルム内の抗菌薬感受性を検討した。また、抗菌薬暴露タイミングの検討を行った。 無莢膜型インフルエンザ菌のバイオフィルムの感受性は抗菌薬間で大きな差異があった。βラクタム薬はバイオフィルム内細菌の殺菌およびバイオフィルム量にほとんど効果がなかった。しかし、マクロライドは比較的効果が見られた。バイオフィルム形成早期での抗菌薬投与ではバイオフィルムは抑制されたが、成熟バイオフィルムを抑制することはできなかった。
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