研究課題/領域番号 |
22791648
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
國方 彦志 東北大学, 病院, 講師 (40361092)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | サイトカイン / ケモカイン / 硝子体 / ステロイド / トリアムシノロンアセトニド / MCP-1 / 網膜剥離 / 黄斑浮腫 / 糖尿病 |
研究概要 |
裂孔原性網膜剥離(RD)19眼に対し手術前日にTAを硝子体中に投与し、その前後での前房水サンプル解析を行った。RD群では有意に上昇していた前房水MCP-1、IP-10、MIP-1bは、TA投与後は投与前に比べ、すべて有意に低下していた。さらにTA投与後における、この三種の各ケモカインにおいて、前房水・硝子体濃度の正の相関が確認できた。RDに関して、今回のように臨床的にTA投与によりMCP-1の制御ができた報告はこれまで無い。RDを有する眼球内では、MCP-1とIP-10、MIP-1bは相互に高い相関を認め、共通の病態により制御されていると考えられた。
|