研究課題/領域番号 |
22791681
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
橋爪 公平 岩手医科大学, 医学部, 研究員 (50407095)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ビタミンC / 網膜変性 / 加齢性眼疾患 / 酸化ストレス / 遺伝子 |
研究概要 |
(1)ビタミンCノックアウトマウス(SMP30ノックアウトマウス)は0.0375 g/Lの低濃度ビタミンC水投与下で眼球内のビタミンCは野生型マウスの約3分の1に減少した。ビタミンCノックアウトマウスは1.5 g/Lの濃度のビタミンC水投与により眼球内のビタミンC濃度が野生型マウスと同等であった。従ってこれらの二つの濃度のビタミンC水投与によって、ビタミンCノックアウトマウスの眼球内のビタミンCを欠乏状態、十分状態にすることができた。(2) SMP30ノックアウトマウス(ビタミンC欠乏)はUVB負荷による網膜損傷や水晶体混濁が、SMP30ノックアウトマウス(ビタミンC十分投与)や野生型マウスと比べて有意に強かった。ビタミンCの欠乏がUVBによって惹起された酸化ストレスに対する網膜・水晶体の感受性を増加させたことが示唆された。
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