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顔面神経不全麻痺の神経再生ネットワークに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22791736
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 形成外科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

吉澤 秀和  順天堂大学, 医学部, 助手 (10512593)

研究分担者 林 礼人  順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (10365645)
小室 裕造  順天堂大学, 医学部, 教授 (90306928)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2012年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード顔面神経麻痺 / トランスジェニックマウス / 神経移植 / 神経再生 / 末梢神経 / 顔面神経不全麻痺 / 神経ネットワーク / Green fluorescent Protein (GFP) / 神経端側吻合 / 遺伝子改変動物
研究概要

現在、臨床において自然回復の可能性がない顔面神経麻痺の再建手術として顔面神経舌下神経移行術が行われる。この手術では舌下神経を犠牲にするため舌の運動障害をより軽度にとどめるため舌下神経への侵襲の少ない手術を行う必要がある。腓腹神経による交叉神経移植は左右の表情の対称性考えると理想的な手術だが、移植神経の距離から交叉神経移植単独では得られる結果は不充分である。また、不全麻痺や自然回復の可能性がある症例では保存的治療が一般的であるが、最近では外科的治療にて舌運動の機能障害や舌運動に伴う表情筋の共同運動を合併することなく有効な成果を示した研究が報告されており今回の実験モデルでは、そのことを明らかに、現在実際に行われている術式のより有効な活用法の確立を目指す。
神経軸索が蛍光発色するトランスジェニックマウスを使用し、移植神経の両側に端側神経縫合を行ったモデルで実験を行い、遠位側が縫合される終末器官の支配神経を縫合部近位で結紮する事で不完全麻痺の状態を作り、そのなかを伸展していく再生神経を観察する。結紮後に縫合を行い、移植神経を再生してくる神経とともに異なったsourceからの再生神経を一つの終末器官に向かう様にする。結紮後に縫合を行うまでの時間を変えることで、支配神経の分布がどのように変化するのか、二重神経のネットワークの形成がどのように形成されているのかを多角的に検討した。

報告書

(2件)
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2019-07-29  

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