研究課題/領域番号 |
22791767
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
北川 雅恵 広島大学, 病院, 助教 (10403627)
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研究協力者 |
高田 隆 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (10154783)
宮内 睦美 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (50169265)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | セメント芽細胞 / F-spondin / 歯周組織 / トランスジェニックマウス |
研究概要 |
F-spondin(SPON1)の歯周組織における機能を解明するために、in vivoおよびin vitroで検討を行った。In vivoでは、トランスジェニックマウス(SPON1-Tg)を作製し、根尖部のセメント質形成量をwild typeと比較し、SPON1-Tgにおいて軽度の増加が認められた。In vitroではヒトセメント芽細胞(HCEM)にBMP7を添加するとOPNおよびBSPの発現の増加が認められ、これまでの我々の結果と併せ、SPON1はBMP7を分泌させ石灰化を誘導することが示された。一方、歯周病原細菌由来LPS刺激により、歯周靭帯細胞と比較してHCEMおよびSPON1過剰発現株ではIL-6およびPGE2の産生が有意に抑制された。よって、SPON1は石灰化だけでなく、炎症も制御する可能性が示された。
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