ラット耳下腺腺房細胞における分泌顆粒の可視化と,生細胞を用いた成熟過程の検討

• 研究課題/領域番号: 22791803
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 機能系基礎歯科学
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 加藤 治 (勝俣 治 / 加藤 治(勝俣治)) 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (70349968)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 歯学 / 生理学 / シグナル伝達 / 唾液腺 / 分泌顆粒 / エンドサイトーシス / 耳下腺 / 可視化 / 初代培養系 / ペリフュージョン / ルシファーイエロー

研究概要

本研究は耳下腺の分泌顆粒を可視化し,顆粒成熟過程を検討することを目的としている。ラットに分泌刺激を施した後,2時間後に耳下腺を摘出し,耳下腺細胞を色素含有液中にて3時間インキュベートした。色素の細胞内局在は形態的だけでなく,生化学的,機能的に検討することで分泌顆粒への色素の濃縮を確認した。さらに,2昼夜の培養により,色素を含んだ未成熟顆粒が大きく成熟したことは,成熟過程検討の可能性を期待させる結果であった。

研究成果

• [学会発表] ラット耳下腺腺房細胞への蛍光色素取り込み実験により明らかとなった分泌顆粒形成におけるエンドサイトーシス経路の寄与 (2013)
  • 著者名/発表者名: 加藤治,横山愛,福島美和子,吉垣純子
  • 学会等名: 第90回日本生理学会大会
  • 発表場所: タワーホール船堀,東京
  • 年月日: 2013-03-28
• [学会発表] 唾液腺におけるタンパク質の分泌顆粒への輸送機構 (2012)
  • 著者名/発表者名: 吉垣純子,福島美和子,横山愛,加藤治
  • 学会等名: 第57回日本唾液腺学会学術大会
  • 発表場所: 文京学院大学,東京
  • 年月日: 2012-12-15
• [学会発表] 耳下腺腺房細胞の分泌顆粒形成におけるエンドサイトーシスの関与 (2012)
  • 著者名/発表者名: 加藤治,福島美和子,成田貴則,杉谷博士,吉垣純子
  • 学会等名: 第56回日本唾液腺学会学術大会
  • 発表場所: 文京学院大学,東京
• [学会発表] 耳下腺腺房細胞の分泌顆粒形成におけるエンドサイトーシスの関与 (2011)
  • 著者名/発表者名: 加藤治, 福島美和子, 成田貴則, 杉谷博士, 吉垣純子
  • 学会等名: 第56回日本唾液腺学会学術大会
  • 発表場所: 東京(文教学院大学)
  • 年月日: 2011-12-03
• [学会発表] 耳下腺腺房細胞における分泌顆粒への輸送機構 (2011)
  • 著者名/発表者名: 吉垣純子,福島美和子,横山愛,加藤治
  • 学会等名: 第53回歯科基礎医学会学術大会・総会
  • 発表場所: 長良川国際会議場,岐阜
  • 年月日: 2011-09-30
• [学会発表] Uptake of fluorescence dye into secretory granule of rat parotid acinar cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Osamu Katsumata-Kato, Miwako Matsuki-Fukushima, Takanori Narita, Hiroshi Sugiya and Junko Fujita-Yoshigaki
  • 学会等名: Gordon Research Conference
  • 発表場所: Galveston,TX
  • 年月日: 2011-02-08
• [学会発表] Uptake of fluorescence dye into secretory granule of rat parotid acinar cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Osamu Katsumata-Kato, et al.
  • 学会等名: Gordon Research Conference (Salivary Glands & Exocrine Biology)
  • 発表場所: アメリカ合衆国(ガルベストン)
  • 年月日: 2011-02-08
• [学会発表] Secretion of color dye from rat parotid secretory granules (2010)
  • 著者名/発表者名: Osamu Katsumata-Kato Junko Fujita-Yoshigaki, Takanori Narita, and Hiroshi Sugiya
  • 学会等名: IADR(88th)
  • 発表場所: Barcelona, Spain
  • 年月日: 2010-07-18
• [学会発表] Secretion of color dye from rat parotid secretory granules (2010)
  • 著者名/発表者名: Osamu Katsumata-Kato, et al.
  • 学会等名: 88^<th> IADR
  • 発表場所: スペイン(バルセロナ)
  • 年月日: 2010-07-17
• [学会発表] 唾液腺におけるタンパク質の分泌顆粒への輸送機構
  • 著者名/発表者名: 吉垣純子，福島美和子，横山愛，加藤治
  • 学会等名: 第57回日本唾液腺学会学術大会
  • 発表場所: 文京学院大学 本郷キャンパス（東京）
• [学会発表] ラット耳下腺腺房細胞への蛍光色素取り込み実験により明らかとなった分泌顆粒形成におけるエンドサイトーシス経路の寄与
  • 著者名/発表者名: 加藤治，横山愛，福島美和子，吉垣純子
  • 学会等名: 第90回 日本生理学会大会
  • 発表場所: タワーホール船堀（東京）