研究課題/領域番号 |
22791840
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山田 志津香 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (00363458)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 歯内療法学 / フィッシュコラーゲンペプチド / コラーゲン翻訳後修飾 / コラーゲン架橋 / コラーゲン成熟 / 基質石灰化 / MC3T3-E1細胞 / 飛行時間型質量分析法 |
研究概要 |
牛海綿状脳症(BSE)の発生以来、魚由来コラーゲン(Fish Collagen Peptides : FCP)が注目されており、近年、栄養補助食品や食品添加剤として多用されている。しかし、その細胞機能に対する効果については、未だ解明されていない。コラーゲンの合成、質ならびに石灰化に対するFCPの効果について、マウス頭蓋骨由来前骨芽細胞(MC3T3-E1細胞)を用いて検討した結果、FCPを総濃度が0. 2%(w/ v)となるように添加した培地で、前述の細胞を48時間培養後、コラーゲン翻訳後修飾関連遺伝子であるリシルヒドロキシラーゼ(LH) 1-3、リシルオキシダーゼ類似(LOXL) 2-4ならびにグリコシルトランスフェラーゼ25ドメインコンテイニング1(GLT25D1)遺伝子発現が、FCPを添加しない培地で培養した対照群と比較して有意に増強していた。さらに、14日間の培養で産生されたコラーゲンがアミノ酸分析器と架橋測定器で分析された時、FCP処理群は、対照群と比較して、コラーゲン合成量、ヒドロキシリシン(Hyl)量、Hylアルデヒド由来架橋量が有意に増加しており、コラーゲン成熟も促進していた。その上、von Kossa染色により、基質石灰化を促進することも実証した。
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