舌・咀嚼筋組織の早期再生を可能にする骨格筋移植体作製技術の開発

• 研究課題/領域番号: 22791879
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 小林 宗正 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (70467588)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 歯科補綴学一般 / 幹細胞 / 組織工学 / 骨格筋 / 周期的伸展刺激 / 骨格筋再生 / バイオリアクター / 骨格筋移植体

研究概要

骨髄由来間葉系間細胞から骨格筋細胞を誘導する技術は骨格筋の再生医療に寄与する。本研究により,周期的伸展刺激を与えることで骨髄由来間葉系幹細胞から配向構造を有する骨格筋細胞を効果的に誘導可能であることが明らかとなった。また,配向後に伸展刺激の振幅を増加することにより,配向した細胞をシート状に回収可能であることを見出した。この周期的伸展刺激を用いた簡易な方法は,生体組織の構造を模倣した細胞移植材料の開発に繋がる可能性がある。