研究概要 |
本研究は電極処理アパタイトへポリリン酸を結合吸着させたバイオインテリジェント人工骨の骨形成促進作用を評価して,骨移植材としての有用性を明らかとすることである.方法は,(1)ポリリン酸結合電極アパタイトの製作(2)細胞実験での検討(3)動物実験での検討,これら3つのステップで行った.結果として,ポリリン酸結合電極アパタイトの開発を行いin vitroおよびin vivoでの骨形成を促進することが明らかとなった.また,電極処理はブロック型および顆粒型のアパタイトへも応用可能であり幅広い症例に対しての応用が期待できることが示唆された.
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