研究課題
若手研究(B)
本研究では造血幹細胞誘導遺伝子として CDX2 に着目した。CDX2 のアデノウィルスベクターを感染させた PDL は造血性幹細胞様細胞への分化が観察された。また、マウス骨髄より造血性幹細胞の分離を試みた結果、Sca-1、CD34、CD45 陽性の造血幹細胞を得た。本研究で得られた造血幹細胞は IV 型コラーゲンには接着するものの I 型コラーゲンには非接着であった。さらに間葉系幹細胞をフィーダーとすることによって旺盛に増殖した。本研究で得られた細胞を利用することによって血管新生誘導のさらなる解明が期待される
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