研究課題
若手研究(B)
咀嚼機能の獲得には歩行や楽器演奏のように学習が必要であり、成長発育の過程で環境に適応して発達することが知られている。しかしながら、成長発育期における咀嚼環境の阻害が惹起する障害とその生理学的機序、さらには咀嚼環境の改善がもたらす効果を機能的観点から評価した報告は少ない。そこで本研究では、咀嚼神経システムを構成する三叉神経感覚終末の一つである顎関節機械受容器の機能を指標とし、成長発育期における咀嚼環境の阻害が咀嚼神経システムに与える影響を明らかにするとともに、咀嚼環境の改善が与える影響を電気生理学的手法を用いて検討した。
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Behavioural Brain Research
巻: 228(2)(in press) ページ: 254-268
The Angle Orthodontist
巻: 81(3) 号: 3 ページ: 453-459
10.2319/082010-489.1