唾液腺幹細胞とiPS細胞を用いた唾液分泌障害に関する病因因子の解明

• 研究課題/領域番号: 22792084
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 歯周治療系歯学
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 峯柴 淳二 岡山大学, 岡山大学病院, 講師 (00509383)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 唾液腺分泌障害 / 唾液腺幹細胞 / 唾液腺再生 / マウス唾液腺幹細胞 / マウスiPS細胞 / 分化のコントロール

研究概要

唾液腺前駆細胞であるCD49f陽性細胞が産生する唾液腺の再生に及ぼす可能性のある因子を見つけ出した。CD49f陽性細胞はInhbaとInhbbが発現し,Inhaが発現していないのでActivin A,AB,Bを構成している可能性がある。また,FollistatinのmRNAが発現している。これは,Activin-Follistatinの相互作用が唾液腺の修復や再生に関与する可能性があることを示す。

研究成果

• [学会発表] 唾液腺の機能的再生は可能か? (2013)
  • 著者名/発表者名: 峯柴 淳二
  • 学会等名: 第1回先端医学研究会at OU
  • 発表場所: 岡山県岡山市
  • 年月日: 2013-03-30
• [学会発表] Salivary Gland Progenitor Cells Express Inhibin βA, and Inhibin βB (2013)
  • 著者名/発表者名: A. IKEDA, (J. MINESHIBA)
  • 学会等名: The 91st International Association for Dental Research
  • 発表場所: Seattle,USA
  • 年月日: 2013-03-20
• [学会発表] iPS細胞を使って唾液腺再生の鍵となる因子を探す (2013)
  • 著者名/発表者名: 峯柴 淳二
  • 学会等名: 岡山大学サイエンスカフェ「iPS細胞の原理と将来」
  • 発表場所: 岡山県岡山市
  • 年月日: 2013-02-04
• [学会発表] Salivary Gland Progenitor Cells Express Inhibin βA, and Inhibin βB (2013)
  • 著者名/発表者名: A. IKEDA, ( J. MINESHIBA )
  • 学会等名: The 91st International Association for Dental Research
  • 発表場所: Seattle，USA
• [学会発表] 唾液腺の機能的再生は可能か？ (2013)
  • 著者名/発表者名: 峯柴 淳二
  • 学会等名: 第１回先端医学研究会at OU
  • 発表場所: 岡山県岡山市
• [学会発表] 抗菌ペプチド遺伝子の唾液腺への導入による口腔感染予防 (2012)
  • 著者名/発表者名: 峯柴 淳二
  • 学会等名: 第22回日本歯科医学会総会
  • 発表場所: 大阪府大阪市
  • 年月日: 2012-11-10
• [学会発表] マウス顎下腺上皮細胞の細胞外液性因子がiPS細胞に与える影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 池田淳史、 (峯柴淳二
  • 学会等名: 第136回日本歯科保存学会春季学術大会
  • 発表場所: 沖縄県宜野湾市
  • 年月日: 2012-06-29