研究課題
若手研究(B)
高齢者 30 名を対象に,2色の米飯を普段通り摂取したときの咽頭の食塊を内視鏡にて評価し,口腔のどのような因子が食塊形成に関与するかを検討した.唾液分泌量,咀嚼回数,咬合支持を説明変数,食塊形成の状態を目的変数として重回帰分析を行った結果,咀嚼回数や咬合支持よりも唾液分泌量が食塊形成の状態と関連していた.以上の結果から,高齢者の食塊形成機能には唾液分泌量が重要であることが明らかとなった.
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