研究課題
若手研究(B)
本研究では歯肉粘膜や歯肉細胞に有害な影響を及ぼす口腔細菌由来の揮発性硫化物(VSC)に対する口腔粘膜の防御機構の存在を検証するため、VSC分解に関与していると考えられるThiomethyltransferase(TMT),チオ硫酸イオウ転移酵素Thiosulfate Sulfurtransferase(以下ロダネーゼ: RHOD)の特異的プライマーを作成するため、口腔ケラチノサイト細胞を用いて、両酵素の存在についてRT-PCR等により検証を行ったが、現在までのところ、期待していた結果は得られていない。従って、本研究では口腔粘膜におけるVSC分解酵素の存在を実証できなかった。
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口腔衛生会誌
巻: 61 ページ: 282-287
日本口腔衛生学会誌
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