研究課題
若手研究(B)
糖尿病マウス(糖尿病群)の皮膚創傷治癒過程の中でも肉芽期に注目し、正常な治癒過程を示す対照群と形態学的に比較観察した。糖尿病群では、炎症期の延長、表皮回復と創幅の縮小の遅延がみられ、治癒が遅延していた。肉芽期では、対照群にはみられない線維成分が存在し、その部分に細網線維を確認した。同部位に血管新生と膠原線維の新生がみられなかったことから、線維成分の残存が治癒遅延に影響していることが示唆された。
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