研究課題/領域番号 |
22792195
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 高知県立大学 (2011) 高知女子大学 (2010) |
研究代表者 |
府川 晃子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (30508578)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | がん看護 / 外来化学療法 / セルフケア |
研究概要 |
抗がん剤は適切な管理と取り扱いへの注意が必要とされる危険薬剤であり、外来化学療法を行う患者を支援する看護師は、患者が自宅でも安全に抗がん剤を取り扱いして曝露を防ぐことができるよう、セルフケアへの支援をする必要がある。患者・家族に過度の不安や負担を与えずに、抗がん剤の安全な管理・取り扱いについてどのように情報提供をし、セルフケアにつなげていくかについては看護師の専門的な判断と技術が必要となると考えられるが、こうした支援について明らかにした先行研究はみられない。 そのため本研究では外来化学療法に携わる看護師にインタビューを行い、内容を質的に分析し、抗がん剤の安全な管理・曝露予防に関するセルフケアへの支援に関連した内容として12のカテゴリーを抽出した。外来化学療法に携わる看護師が実際に行っている<外来化学療法における曝露予防に関する情報収集とアセスメント>、<外来化学療法における曝露予防への支援>、<支援を阻害する要因>の3つの要素が明らかとなり、今後は看護師自身が曝露予防に対する意識を強めるとともに、知識を強化して根拠をもった支援を進めていく必要があることが明らかになった。
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