研究課題/領域番号 |
22792237
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 梅花女子大学 (2011-2012) 大阪府立大学 (2010) |
研究代表者 |
山居 輝美 梅花女子大学, 看護学部, 講師 (50326287)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 外傷性脳損傷 / 外傷性高次脳機能障害 / 家族 / 支援 / 対処法 / 対処 / 見通し / ニーズ / 生活の変化 |
研究概要 |
関連分野におけるレファレンスを行い、受傷直後の外傷性脳損傷者の家族のニーズは非常に高く、特に情報へのニーズが求められていることが分かった。対象者4名に延べ6回、聞き取りを行い、質的研究デザインを用いて分析した。3年間の研究を通して主介護者は、脳外傷後に起こり得る人格の変化など、予後について説明を聞いた者とそうでない者とではその後の対処方法が異なっていた。説明を聞いた介護者は、予期せぬ出来事が突然出現したことに困惑しながらも、医療者が発した「意識状態の改善」の言葉を支えに患者の介護を行っていた。一方、説明を聞いていない介護者は、予期せぬ出来事が突然出現したことに困惑しながらも、身体状況が改善すれば意識状態や人格の変化が元に戻ると思いそのことに希望を見出していた。
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