効果的な介護予防ケアの推進に向けた要支援前期高齢女性の社会活動尺度の開発

• 研究課題/領域番号: 22792247
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 地域・老年看護学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 平野 美千代 北海道大学, 大学院・保健科学研究院, 准教 授 (50466447)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 地域看護学 / 社会活動尺度 / 要支援高齢女性 / 前期高齢女性 / 社会活動 / 要支援 / 介護予防 / 尺度開発

研究概要

本研究は要支援前期高齢女性の社会活動尺度を開発することを目的とした。まず、尺度試案を作成し、要支援高齢女性を対象に個別面接の聞き取りによる無記名質問紙調査を実施した。結果、要支援高齢女性の社会活動尺度として、「気遣いを通した周囲との交流」「専門職への相談行動」「自宅内での能動的な創作活動」の3因子を抽出した。次に、尺度の信頼性と妥当性を検証するため、要支援高齢女性と自立した高齢女性を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した。要支援高齢女性の回答をもとに因子分析を実施した結果、予備調査で想定された3因子構造を確認し、内的整合性としてα=0.859を確認した。

研究成果

• [雑誌論文] 北海道A二次医療圏に住む要支援高齢女性の社会活動に関する実態調査 (2012)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、河原加代子、佐伯和子
  • 雑誌名: 北海道公衆衛生学雑誌 巻: 25(2) ページ: 111-116
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本の「高齢者の社会活動」:概念分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代
  • 雑誌名: 日本保健科学学会誌 巻: 14(3) ページ: 121-128
  • NAID: 110008897569
  • 査読あり
• [雑誌論文] 要支援にある独居の前期高齢女性の社会活動の特徴 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、佐伯和子、河原加代子
  • 雑誌名: 日本在宅ケア学会誌 巻: 14(2) ページ: 66-75
  • NAID: 40018924514
  • 査読あり
• [雑誌論文] 北海道A二次医療圏に住む要支援高齢女性の社会活動に関する実態調査 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、河原加代子、佐伯和子
  • 雑誌名: 北海道公衆衛生学雑誌 巻: 25(2)(印刷中)
  • 査読あり
• [学会発表] 効果的な介護予防ケアの推進に向けた要支援高齢女性の社会活動尺度の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、佐伯和子、河原加代子
  • 学会等名: 日本地域看護学会第15回学術集会
  • 発表場所: ホテルクレメント徳島(徳島市)
• [学会発表] 効果的な介護予防ケアの推進に向けた要支援高齢女性の社会活動尺度の開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代
  • 学会等名: 日本地域看護学会第15回学術集会
  • 発表場所: ホテルクレメント徳島（徳島市）
• [学会発表] 要支援にある独居の前期高齢女性の社会活動に対する意味づけ (2010)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、佐伯和子、河原加代子
  • 学会等名: 日本地域看護学会第13回学術集会
  • 発表場所: 北海道立道民活動センターかでる2.7(札幌市)
  • 年月日: 2010-07-10
• [学会発表] 要支援にある独居の前期高齢女性の社会活動に対する意味づけ (2010)
  • 著者名/発表者名: 平野美千代、佐伯和子、河原加代子
  • 学会等名: 日本地域看護学会第13回学術集会
  • 発表場所: かでる2.7(札幌市)