研究課題/領域番号 |
22792273
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
阿部 桃子 東京医療保健大学, 医療保健学部看護学科, 准教授 (80347195)
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連携研究者 |
佐藤 和佳子 山形大学, 医学部看護学科, 教授 (30272074)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護学 / リハビリテーション / 脳神経疾患 / 排尿ケア |
研究概要 |
本研究では、回復期リハビリテーション病棟の排尿ケアの質の向上を目的とした現任教育プログラムの検討を行った。回復期リハビリテーション病棟入院患者における下部尿路症状の実態と排尿ケアの実態調査を基に(2010年)、回復期リハビリテーション病棟看護師を対象とした現任教育プログラムを作成した(2011年)。次に、回復期リハビリテーション病棟2病棟の看護職30名に教育プログラムを三か月間実施した。プログラムの評価は、排尿ケアシステムと排尿ケア、看護師の排尿ケアに対する意欲と実行度、入院患者の下部尿路症状、排尿のセルフケア(排尿管理/排尿動作)についてプログラム前後で調査した(2012年)。現任教育プログラムは28名が遂行した。排尿ケアシステム・排尿ケアは、初期アセスメントの導入、排尿日誌の活用、尿失禁の種類の判断、蓄尿症状の度合の判断と医師への報告等が介入前に比べ両病棟とも30~40%増加した。看護師の排尿ケアに対する意欲と実行度は、両病棟とも上昇傾向がみられた。対象者数が少なかったため、統計学的に有意な差は得られなかったものの、一定の成果を得た。
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