研究課題/領域番号 |
22800007
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ソフトウエア
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
江本 健斗 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教 (00587470)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,704千円 (直接経費: 2,080千円、間接経費: 624千円)
2011年度: 1,508千円 (直接経費: 1,160千円、間接経費: 348千円)
2010年度: 1,196千円 (直接経費: 920千円、間接経費: 276千円)
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キーワード | 並列プログラミング / 生成検査集約法 / 非数値計算問題 / 組み合わせ問題 / プログラム導出 / 半環 / スケルトン / 動的計画法 / 生成検査法 |
研究概要 |
データ列上の非数値計算問題に対し、愚直なプログラムの容易かつ柔軟な記述とその記述からの効率的な並列プログラムの自動導出とを提供する理論と、その実現であるライブラリとを構築できた。これは、本研究で到達したかった目標点である。最適化規則の開発にはスケルトンプログラミングの研究で得た知見が応用されており、また、提唱する生成検査集約プログラミングは3種類のスケルトンで問題を構造化するという新しいスケルトン並列プログラミングの形を与えるものである。この意味において、本研究はスケルトン並列プログラミングを非数値計算問題に対して応用できたと言える。また、生成検査集約プログラミングは動的計画法アルゴリズムの改良・再利用のための枠組とも捉えることができ、アルゴリズムの系統的・機械的導出のための新しい手法を構築しできたとも考えられる。
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