サッカーのロングスローイン技術のバイオメカニクス的解明

• 研究課題/領域番号: 22800070
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: スポーツ科学
• 研究機関: 山形大学
• 研究代表者: 新海 宏成 山形大学, 地域教育文化学部, 講師 (10581217)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 2,717千円 (直接経費: 2,090千円、間接経費: 627千円); 2011年度: 1,352千円 (直接経費: 1,040千円、間接経費: 312千円); 2010年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
• キーワード: サッカー / スローイン / 動作分析 / ロングスローイン / 助走速度 / 体幹傾斜角度 / 肩関節水平屈曲 / ボール速度 / ボール投射角度 / ボールリリースポイント / 前足接地位置

研究概要

本研究の主たる目的は,サッカーのロングスローインについて,その動作の特徴を明らかにすることであった.大学サッカー選手のスローイン動作を対象として3次元動作分析を行った結果,飛距離の大きな選手には「体幹の大きくかつ効果的なタイミングでの動き」,「前方よりのリリースポイント」といった特徴が認められた.これらの動きは,ボールに対する投球方向への作用力を増大させ飛距離を大きくする効果があり,また視覚的にも判断しやすいポイントであることから指導の現場で有効な評価指標となり得ると考えられた.