研究課題
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本研究は、科学革命期におけるロンドン王立協会の音楽への取り組みを対象とする。協会会員で、神経生理学のパイオニアとして知られる解剖学者トマス・ウィリス(1621-75)はその著書『脳の解剖学』(1664年)の中で、音楽認識の直感性を強調した。彼の知見は、当時の音楽理論家たちに音楽に対する感受性の生理学的な根拠として理解され、18世紀に展開された、音楽的な「趣味」という考え方に影響を与えた可能性があることが明らかになった
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (1件)
『美学』、美学会編
巻: 第240号 ページ: 133-144
110009480112
Aesthetics(Online Version), ed. by The Japanese Society for Aesthetics
巻: No.15 ページ: 125-137
Aesthetics
巻: No.15(Online Version) ページ: 125-137
『音楽学』、日本音楽学会編
巻: 第56巻1号 ページ: 1-13
40017343137
音楽学