研究課題/領域番号 |
22820051
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 沖縄県立芸術大学 |
研究代表者 |
大畑 亮子 (長嶺 亮子) 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 研究員 (30589784)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,989千円 (直接経費: 1,530千円、間接経費: 459千円)
2011年度: 988千円 (直接経費: 760千円、間接経費: 228千円)
2010年度: 1,001千円 (直接経費: 770千円、間接経費: 231千円)
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キーワード | 台湾 / 日本統治期 / 歌仔戯 / 中国戯曲音楽 / 郷土性 / レコード |
研究概要 |
歌仔戯は二十世紀初頭の台湾で成立した、中国戯曲のなかでも比較的新しい劇である。二十世紀初頭は台湾でレコードが普及した時期でもあり、多くの音源が残されている。レコードを用いた奏者やジャンル、劇音楽の旋律や楽器編成などの実態調査から、歌仔戯と当時台湾で享受されていた多種多様な芸能との間に共通点が見出された。歌仔戯が郷土の劇として台湾で受け入れられた要因として、多数派言語(.南語)の使用のみならず、既存の音楽要素を複合的に導入し時代と社会が求める芸能を体現していることが明らかになった。
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