研究課題/領域番号 |
22830040
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
倉岡 康治 京都大学, 霊長類研究所, 特定助教 (10581647)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,938千円 (直接経費: 2,260千円、間接経費: 678千円)
2011年度: 1,378千円 (直接経費: 1,060千円、間接経費: 318千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳 / 社会的認知 / ニューロン / ニューロン活動 / fMRI / サル / ヒト |
研究概要 |
ヒトを含む霊長類にとって、パートナーの選択は、社会生活を送る上での重要な意思決定の1つである。本研究の目的は、利益獲得のためのパートナー選択をヒトとサルで調べ、その脳神経基盤を明らかにすることである。ヒトの実験では、信頼課題を用いて、課題を行うパートナーの顔刺激を選択できる場合と、強制的にパートナーを決められてしまう場合とで、被験者の反応を比較した。結果、パートナーを自分で選択できる場合のほうが、パートナーを強制的に決められてしまう場合より、より協力的な反応を示すことが分かった。さらにサルの実験でパートナーが表情により正しい選択肢示す課題中の扁桃体ニューロン応答を記録したところ、顔刺激に応答するニューロンが見つかり、刺激の個体によって応答の大きさが変化するものも記録できた。パートナーの個体で応答を変化させるニューロンが記録されたことは、扁桃体が誰をパートナーにするかという処理に関わっていることを示唆する。
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