研究課題
研究活動スタート支援
本プロジェクトは、広く共有された歴史認識や社会認識が紛争後の移行期にあって変容していく様子を、英国領北アイルランドを事例に検討したものである。関心の中心は、個人の経験物語の社会的な位置づけや象徴的意味にある。とくに人びとが自分の紛争経験を日常的に語りあう行為に着目し、こうした行為が従来の社会集団・民族集団の区分を一方では強化しながら、それを超えるような新しい歴史解釈を生みだしていく様子を、聞き取り・参与観察データから明らかにした。また、個人の経験物語が紛争史をめぐる政治言説のなかで占める位置を、メディア分析・言説分析から明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) 図書 (2件) 備考 (2件)
東北学院大学英語英文学研究所紀要
巻: 第37号 ページ: 1-29
40019247140
東北学院大学英語英文学研究所 紀要
Contact Zone(コンタクト・ゾーン)
巻: 4号(印刷中につき未定)
コンフリクトの人文学
巻: 3巻(印刷中につき未定)
コンタクト・ゾーン
巻: 第4号
120005307134
Senri Ethnological Studies
巻: (巻号未定、forthcoming,掲載決定済)
http://gcoe.hus.osaka-u.ac.jp/101012stitching_resistance.html
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar/2010/10/918