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西洋簿記導入過程の研究-『日用簿記法』を通して銀行学局の簿記教育を考察する-

研究課題

研究課題/領域番号 22830105
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関事業創造大学院大学

研究代表者

津村 怜花  事業創造大学院大学, 事業創造研究科, 講師 (90582940)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
2,548千円 (直接経費: 1,960千円、間接経費: 588千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,378千円 (直接経費: 1,060千円、間接経費: 318千円)
キーワード明治初期 / 西洋簿記 / 銀行学局 / 銀行簿記製法 / 日用簿記法 / 簿記書 / Hutton / Shand / 『銀行簿記精法』 / 『日用簿記法』 / 「尋常簿記法」
研究概要

本研究は,明治初期の簿記書を解読し,その教示内容と当該書が出版された背景を分析することで,明治初期に西洋簿記という新たな知識が導入された過程を解明しようと試みるものである。その中で実務に強く影響を与えたとされる銀行の簿記教育に焦点を当て,『銀行簿記精法』の邦訳・編集者の一人である宇佐川が邦訳したHuttonの簿記書(『日用簿記法』とその邦訳原稿「尋常簿記法」)を取り上げ,『銀行簿記精法』との関係と共に教示内容の考察を進めた。その結果,当該簿記書は『銀行簿記精法』の教示内容を直接的に補完するものではなかったことが明らかとなった。ただし,大蔵省に関連する学習機関では,応用簿記である『銀行簿記精法』を学ぶ前に当該簿記書を学習していたことが推察されるため,初学者に西洋簿記の知識を教授する点では,一定の役割を果たしていたものと結論付けられる。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『銀行簿記精法』とMarshの銀行書との比較考察-比較から見出せる邦訳者の貢献-2011

    • 著者名/発表者名
      津村怜花
    • 雑誌名

      事業創造大学院大学紀要

      巻: 第2巻第1号 ページ: 37-52

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-27   更新日: 2016-04-21  

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