研究課題/領域番号 |
22830125
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
濱島 敦博 吉備国際大学, 国際環境経営学部, 講師 (70581528)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,885千円 (直接経費: 1,450千円、間接経費: 435千円)
2011年度: 988千円 (直接経費: 760千円、間接経費: 228千円)
2010年度: 897千円 (直接経費: 690千円、間接経費: 207千円)
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キーワード | 中国経済史 / 市場秩序 / 商会 / 商事公断処 / 取引制度 |
研究概要 |
本研究は、中華民国初期に上海にて設立された商工会議所である上海総商会を対象に、商会の商事紛争の調停部署である「商事公断処」が、当時の市場秩序の形成に与えた影響を考察したものである。当時の商人・企業家らの間では、司法・行政機関に頼った商事紛争の解決には時間・費用がかかることが認識されており、商事公断処は、主に紛争当事者の帳簿の調査を通じて、商事紛争の解決に関わる費用を節約するよう機能し、市場取引における取引費用を引き下げ、市場秩序の形成に貢献していたことが確認できた。
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