研究課題/領域番号 |
22840012
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新見 康洋 東京大学, 物性研究所, 助教 (00574617)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 1,495千円 (直接経費: 1,150千円、間接経費: 345千円)
2010年度: 1,625千円 (直接経費: 1,250千円、間接経費: 375千円)
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キーワード | スピントロニクス / スピン流 / スピンホール効果 / 強磁性体 / メソスコピック系 |
研究概要 |
本研究では、不純物を添加して発現する外因性スピンホール効果に着目して、その発現起源やどのような母金属と不純物の組み合わせで大きなスピンホール効果が発現するかを実験的に調べた。その結果、スピン軌道相互作用の弱い銅にイリジウム不純物を添加することで、スピンホール効果が発現し、その発現効率を示すスピンホール角が2%になることを実験的に確かめた。さらに、イリジウムの代わりにビスマスを不純物として僅かに添加することでスピンホール角が1桁以上大きくなることが分かった。
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