研究課題
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本研究では、顕微ラマン測定装置を用いることで、メモリー素子の駆動前後に微小領域での有機分子の配向の変化に関する知見を得ることを目指したが、配向の変化を示すような顕著な結果が得られなかった。そこで、より感度の高い赤外分光法を用いた評価に切り替えて実験を進めたところ、配向の変化を示唆するような結果が得られた。また、研究の過程で得られた知見をもとにして、ナイロン11を有機トランジスタの絶縁層として適用したメモリー素子の駆動に成功した。
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