研究課題
研究活動スタート支援
細胞の有無に関わらず、不働態皮膜破壊および再生挙動は材料種に強く依存した。Ti、Ti6Al4V合金では弾性変形途中から不働態皮膜破壊による新生面増加によりアノード電流は増加したが、SUS316L鋼では弾性域でのアノード電流増加は認められなかった。細胞の存在や吸着タンパク質の増加により、ひずみ付与終了後の再不働態化速度が低下することが明らかとなった。このことは、タンパク質や細胞が試料表面に接着し試料表面との間にすき間を形成することで、金属イオンの加水分解により生成したH+イオンの拡散が抑制されすき間内部のpH低下が再不働態化を阻害したためと考えられる。
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Proceedings of ECO-MATES 2011 November 28-30, 2011, Osaka, Japan
巻: PT 10-5 ページ: 263-264
http://www.mat.eng.osaka-u.ac.jp/msp5/MSP5-HomeJ.htm