研究課題
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我々は、脊椎動物の後期発生において背腹での細胞・組織のパターンを形成する普遍的制御機構を分子レベルで解明することを目的とし、体節および体節由来組織の背側で発現することで外部形態の背腹パターンを制御する転写因子Zic1/Zic4の分子機能を解析した。我々は、Zic1/Zic4の体節における発現が特異的に消失したメダカ変異体Daを用いた網羅的遺伝子発現解析によりZic1/4の下流遺伝子を同定し、Zic1/Zic4が背腹でNotchシグナルの活性レベルを変化させることで背側特異的形態形成に関わる可能性を見出した。さらに、Zic1/4の保存された機能および発現制御を明らかにするためマウスを用いた解析も行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
Current biology
巻: vol.22 ページ: 601-607
http://dx.doi.org/10.1016/j.cub.2012.01.063
Current Biology
巻: 21 号: 7 ページ: 601-607
10.1016/j.cub.2012.01.063