研究課題/領域番号 |
22870013
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
上原 亮太 名古屋大学, 理学研究科, 助教 (20580020)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,146千円 (直接経費: 2,420千円、間接経費: 726千円)
2011年度: 1,508千円 (直接経費: 1,160千円、間接経費: 348千円)
2010年度: 1,638千円 (直接経費: 1,260千円、間接経費: 378千円)
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キーワード | 細胞分裂 / 細胞質分裂 / 紡錘体 / 微小管 / 生細胞観察 |
研究概要 |
染色体分配と細胞質分裂の正確な時空間的連携は分裂期後期に形成される「中央紡錘体」によって制御されるが、その形成メカニズムは未解明であった。 本研究では分裂細胞内の微小管の形成過程を可視化するアッセイを開発し,中央紡錘体微小管形成が主に分離した染色体の間の領域の染色体近傍で行われることを突き止めた。分子細胞生物学的解析によって、該当領域に新規の微小管形成中心が存在することを明らかにし、その形成に携わる機能分子として、微小管制御因子のオーグミンおよびHURPを同定した。この新規の微小管重合経路を特異的に阻害すると中央紡錘体形成および細胞質分裂の完了における架橋切断反応が阻害されたことから,今回発見した微小管形成経路が機能的な中央紡錘体の形成に必須の役割を果たすことが分かった。
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