研究課題/領域番号 |
22880030
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
阿見彌 典子 北里大学, 海洋生命科学部, 講師 (20588503)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,146千円 (直接経費: 2,420千円、間接経費: 726千円)
2011年度: 1,508千円 (直接経費: 1,160千円、間接経費: 348千円)
2010年度: 1,638千円 (直接経費: 1,260千円、間接経費: 378千円)
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キーワード | マツカワ / 脳 / メラニン凝集ホルモン / 黒色素胞刺激ホルモン / 神経ペプチドY / オレキシン / 組織学的相互作用 / 摂食調節作用 / 免疫組織化学 / メラニン凝集ホルモン(MCH) / 神経ベブチドY(NPY) / オレキシン(ORX) / 摂食調節作 |
研究概要 |
体色を明るくさせるホルモンとしてサケから発見されたメラニン凝集ホルモン(MCH)は、哺乳類においては食欲を促進させる効果があることがわかった。そのため、魚類においてもMCHが食欲に関与すると考えられてきたが、魚類のMCHに関する研究は、体色調節に関するものばかりであった。そこで申請者らはMCHの食欲への関与について検討した。その結果、カレイ目マツカワにおいてMCHが食欲促進作用をもつことが示唆され、魚類においてもMCHは食欲の促進に関与すると思われた。しかしその後、キンギョにおいてMCHは食欲を抑制するという相反する報告が出された。この2魚種の結果により、なぜ同じ魚類において同一のホルモンが正反対の作用を発揮するのか、という新しい問題が提起された。本研究では、魚類における食欲調節の多様性の一端を、MCHを中心として明らかにした。
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