研究課題
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深海熱水噴出域や冷水湧出域に生息する無脊椎動物は細胞内にタウリンなどを蓄積することで無毒化していることが示唆されている。本研究では、この機構が浅海から深海まで普遍的であるか解明するため、タウリンやその類縁体を細胞内へ輸送するタウリン輸送体(TAUT) mRNAを定量することを目的とした。深海性二枚貝のシチヨウシンカイヒバリガイおよび浅海性二枚貝であるムラサキイガイを用いて硫化物曝露実験を行なったところ、両者ともに同様の硫化物無毒化機構をもつ可能性が示唆された。
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Cah. Biol. Mar
巻: 51 ページ: 429-433
Cahiers de Biologie Marine