研究課題
研究活動スタート支援
原子間力顕微鏡を用いて単一の細胞へ部位特異的に定量的なメカニカルストレス負荷を行うシステムの確立に向けて、カンチレバー先端の形状や材質および細胞の処理条件について検討を行った。続いて、細胞へ負荷する力の大きさについて検討を行った。60nNで細胞へメカニカルストレスを負荷しカルシウム応答解析後に光学顕微鏡で細胞を観察したところ細胞膜の損傷を認めた細胞が多く見られた。そこで、負荷する力を小さくして検証を行った結果、細胞膜の損傷が起きにくくカルシウム応答観察にも適した力の大きさを決定した。これらの条件を踏まえて、測定データの集計を行う予定であったが、震災のためAFM器材が損傷し計測ができていない。現在、AFM器材の再稼働に向けて準備を行っている
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Bone
巻: 49巻 ページ: 975-989
J Oral Maxillofac Surg.
巻: 68 ページ: 2893-2902