研究課題/領域番号 |
22890096
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松井 喜之 京都大学, 医学研究科, 助教 (00582107)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,068千円 (直接経費: 2,360千円、間接経費: 708千円)
2011年度: 1,469千円 (直接経費: 1,130千円、間接経費: 339千円)
2010年度: 1,599千円 (直接経費: 1,230千円、間接経費: 369千円)
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キーワード | 転移・浸潤 / インテグリン / 膀胱癌 / 浸潤・転移 / 浸潤、転移 |
研究概要 |
本研究はIntegrin-linked kinase(ILK)の膀胱癌進展における役割を解明し、その治療標的としての可能性を探る目的で行われた。膀胱癌細胞株およびマウス化学発癌モデルにおいてILKは浸潤・進展に伴い発現上昇する傾向を示し、in vitroでは細胞遊走および浸潤に関連していた。その機序としてはGSK3β-Zeb1経路を介したE-Cadherinの発現低下や、MMP9の誘導が関与していると考えられた。また、膀胱癌の臨床検体の免疫染色ではILKは浸潤性膀胱癌において高発現していた。これらの結果から、ILKは上皮間葉移行を誘導し、浸潤性膀胱癌の進展に寄与すると考えられ、浸潤性膀胱癌の新規治療標的となる可能性が示唆された。
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