研究課題
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癌遺伝子でもある転写因子c-mycが心筋細胞において特異的な遺伝子発現制御を示すことから、心筋細胞特異的なc-mycの転写制御機構の解明を目的とした。当初、クロスリンク反応を応用して転写複合体を化学的に安定化させ、構成する転写制御因子や転写共役因子群を網羅的に同定することを試みたが再現性に乏しかった。しかし、それに代わる転写複合体を比較的安定化したまま精製する方法を確立した。c-mycにて心筋細胞特異的に抑制された遺伝子の候補プロモーター領域のDNAをbaitにして、このDNAに特異的に結合する転写複合体を超高感度LC/ MSで解析・同定する方法を確立できた。
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Cardiovasc Drugs Ther
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