研究課題/領域番号 |
22890189
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
倉岡 有美子 (野田 有美子) 聖路加看護大学, 看護学部, 助教 (30584429)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,877千円 (直接経費: 2,213千円、間接経費: 664千円)
2012年度: 732千円 (直接経費: 563千円、間接経費: 169千円)
2011年度: 1,092千円 (直接経費: 840千円、間接経費: 252千円)
2010年度: 1,053千円 (直接経費: 810千円、間接経費: 243千円)
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キーワード | 胃瘻 / 経管栄養 / 意思決定支援 / 家族 / 意思決定 / 代理意思決定 |
研究概要 |
<ガイドの開発>認知症などで意思決定できない高齢患者に代わり胃瘻造設するか否かを決断する家族を支援するための小冊子が、カナダで Mitchell ら(2001)により開発され、有用性が報告されている。小冊子「Making Choices: Long Term Feeding Tube Placement in Elderly Patients」を作成者の許諾を得て日本語に翻訳した。内容は「代理意思決定について」、「胃瘻とは何か」、「胃瘻での栄養管理の長所と短所」、「意思決定のためのステップ」であり A4 判縦 16 ページとした。<ガイドの評価> 国内の 6 病院にて患者(65 歳以上)に代わって胃瘻造設するか否かを検討する家族 13 組を対象に、開発したガイドを用いて意思決定支援を行なった。意思決定支援を行なう前後で患者の家族を対象に質問紙調査を行ない、胃瘻造設に関する理解度と意思決定する上での葛藤のレベルを測定した。意思決定支援を行なう前と比較し後では、胃瘻造設に関する理解度は向上し(P<.001)、葛藤レベルは減少した(P<.001)。ガイド自体の評価として、12 人が「役に立った」と回答した。
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